おおはら歯科クリニック

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子供さんの治療の進め方

大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。

当院にも子供さんの患者が多く来院されます。歯医者が初めて、治療はした事は無い、何度も治療している、など様々なお子さんが来院します。今回は当院での子供さんの治療の流れについてお話しします。

 

口腔内の診査について

小さいお子さんで一人で座るのが無理なお子さんの場合は、市の1歳半~3歳半の乳幼児検診で行うような膝上診療にて口腔内をチェックします。

 

 

※子供さんの治療、または保護者の方の治療の時もお子さんを抱っこした状態での治療は、動いてしまうと危険ですので原則お断りしています。(口腔内診査や簡易的な清掃などは例外的にやる時もあります)

 

虫歯がない場合

基本的に、3か月に一回フッ素を塗布して予防をしていきます。過去ブログにも書いてますが、フッ素ジェルやフッ素うがいも併用すると効果的です。永久歯が出てきたらシーラント(詳しくはこちら)という予防の詰め物も行う事もあります。

虫歯がある場合

0〜4

基本的に治療は困難です。フッ素を塗りながら経過観察をしていきます。進んだ虫歯がある場合は、進行を抑える薬(サホライドといいます。サホライドについてはこちらを参照してください)を塗ります。

 

※5歳〜

前歯に虫歯がある場合

基本的にはフッ素を塗って経過観察が多いです。理由としては前歯は比較的早くに生え変わる、痛みがでることは少ない、詰めてもとれやすい等です。

奥歯に虫歯がある場合

①治療ができそうな場合

まずは練習をして、治療が可能そうであれば治療を進めていきます。必要に応じて麻酔も行うことがあります

②治療が困難そうな場合

練習をしてみて治療が困難は場合は、最低限のできることを行います。

・虫歯の進行止めの薬(サホライド)を塗る

・応急的にセメントをつめる(抗菌作用のあるセメント)

可能であればセメントまで行いますが、無理なお子さんはサホライドを塗るとこまでします。これらも無理な場合は、かなり困難なケースになりますのでまずは歯医者に慣れてもらう必要があります。

ある程度期間を空けながら(3か月とか)歯ブラシでのフッ素塗布などをしながら経過をみます。小さいお子さんの場合、ある程度期間がたつと、いつの間にかできるようになる事が結構あります。

痛みが強い、緊急性があるけれど治療が困難な場合は、一般歯科医院では厳しいので大学病院や小児歯科専門医(〜小児歯科という名前のクリニック)にご紹介となります。

以上が大体の子供さんの虫歯の治療の流れになります。

 

基本的に3~5歳の間は歯科治療は困難な事多いです。ただ何がなんでも治療しないといけないという訳ではありません。虫歯が進行しないように、痛みがでにくいように管理すれば良いんです(サホライドや家でのフッ素の使用など)

 

当院では、無理やり押さえつけたり泣いてるのに治療したりはしません。というか、危なくてできません。

なので、慣れてもらうのに通院が長くなることもあります(期間は空けながらですが)。初めて来た日にいきなり治療という事も余程の緊急性が無ければしません。その辺をご理解した上で来院して頂ければありがたいです。 

治療中は、保護者の方はチェアー横の椅子に座って頂いても良いですし、待合で待っていてもらっても構いません。 ただし保護者の方が横にいると、甘えてしまう事で治療が進まない事もあります。その場合はあえて待合で待って頂く事もあります。

ある程度できるようになると、子供さんだけで治療する事が多いです。

親御さんからすると一刻も早く治したいという気持ちもわかりますが、子供さんからすると歯科治療は未知の事だらけで中々ハードルが高い物です。なのであまり焦らず気長に考えてもよいかと思います。

また、舌圧検査(舌の力)と口唇閉鎖検査(唇の閉じる力)の検査器具も導入していますので必要に応じて診させて頂きたいと思います。