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大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。
本日はノンクラスプデンチャー(金属のフックの無い入れ歯)を紹介します。まず、いわゆる部分入れ歯はこういうものです。
手前の歯に金属のフックのようなものがかかっています。これがクラスプと呼ばれるもので、入れ歯を支える役割をしています。このクラスプは、部分入れ歯を使う上で必要な物なのですが、見てわかる通りかなり目立ちます。特に前歯に引っ掛ける場合はどうしても目立ちます。 そこで、保険外の自費診療になりますがこのフックをなくしたノンクラスプデンチャーというものがあります。 この入れ歯は特殊な弾力のあるプラスチックで、金属のフックを無くして目立たなくすることができます(歯の裏の見えないところには、レストと言われる金属の支えはつけます)。この入れ歯だとかなり目立たなくなります。
欠点としては、年数がたってくると(だいたい5年くらい)フックの部分の弾力が弱くなってきてゆるくなってしまうのと、やはり全体的に劣化はしてきます。その場合は修理か新しく作り換えになります。機能性を考えると、金属床という薄く広い金属でガッチリ作った入れ歯もとても良いのですが、見た目を重視したいという方はぜひご相談ください。