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大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。
さてタイトルにある麻酔は我々歯医者は毎日やっています。やらない日は無いです。特に私は麻酔は結構多用します。虫歯や抜歯や根管治療や歯茎の中の歯石の掃除やとかなり多用します。
できるだけ痛く無く麻酔をするというのは、歯科医にとってはとても大事なテクニックです。 痛く無く麻酔ができれば患者さんも術者もストレス無く治療できるからです。
私も色々勉強してそれなり道具や材料こだわってやっています。
①表面麻酔
色々使って来て、このキシロカインスプレーが中々効果が高いので使っています。これを綿に染み込ませて針を打つ部位に置き1分ほどまちます。
子供さんの場合は、シールタイプのものもたまに使います
② 電動注射器& 麻酔液を温めるやつ
麻酔液は体温に近いほど痛みが少ないので麻酔液のカートリッジを温める道具で保温します。
針は基本的に電動注射器で打ちます。一定のスピードで液を注入できるので、術者が楽なので愛用してます。 また液はゆっくり入れる方が痛みは少ないです。昔ながらの手動のアナログタイプも使う時はあります。これはこれで必要な時もあります。
③ 35Gの針
針は現在販売しているもので、一番細い35Gの針を使っています。針は数字が小さくなれば太くなります。一般的なのは33Gや31Gの針で、使っている歯科医院も多いです。
やり方としては、表面麻酔を1〜2分してから針を浅く歯肉の表面に打ちます。そこからジワジワとゆっくり薬液を注入していきます。 何回かに分けて入れていく時もあります。 大体、このやり方であまり痛みなく麻酔をする事ができます。
ただ、歯肉が分厚くて固い人なんかは、中々針が入りにくいので少しチクッとする事があるかもしれません。 海外のように、もう少し強力な表面麻酔剤があれば良いのですが、日本は中々厳しくて認可が下りないようですね。