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大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。
今日は歯内療法(根管治療)についてお話しします。
恐らく、患者さんにとって一番なにをしているのかがわからない治療No.1だと思います。「根っこの治療をしていきます」とか、「歯の中をお掃除していきます」など言われた事はないでしょうか? 地味な治療なのですが、とても重要で、かつとても難しい治療なのです。
歯の構造を簡単に説明しますと、表層に硬いエナメル質→その下にすこし柔らかい象牙質→その下に歯髄という神経と血管の塊があるのです。この画像の歯の内部の赤い所が歯髄です。
虫歯などでこの歯髄の中にバイ菌が感染を起こすと、強い痛みがでたり、大きく腫れてきたりします。その時にはこの感染した歯髄を取り除かなくてはいけません。
これが歯内療法と呼ばれるものです。(細かい話しは割愛しています)
大まかな治療の流れはこんな感じです。
虫歯を取り除く→ 神経管(根管といいます)の中をエントツの中を掃除するみたいに綺麗にしていく→薬剤でよく洗う→ 再度バイ菌が入りにくいように、神経管を薬剤で埋め込む→詰め物、被せ物などをする
言葉でいうと簡単なのですが、実際やると道具をいっぱい使う上に見えない部分の処置なので、難しいのです。
大体2〜4回くらいかけて、薬で埋め込むところまでいくことが多いですね。詳しい説明は次回またしていきたいと思います。