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大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。過去二回、歯が抜けた後の治療の種類についてご説明していますが、今日はインプラント治療について説明したいと思います。
インプラント治療とは抜けた部分の骨に、チタンでできたフィクスチャーという金属の土台を埋め込む治療です。その埋め込んだフィクスチャーの上に、冠をつける治療です。
冠はネジで固定する方法や、土台を先につけてその後にセメントでつける方法などもあります。
まず治療のメリットについてお話しします。
メリット
① 噛む力が強い。骨に直接打ち込んでるので、天然歯と同じような感覚で噛めます。
② 隣の歯をたくさん削らなくて済む。ブリッジは隣の歯をたくさん削りましたが、インプラントはその必要性がありません。これはかなり大きなメリットです
③ 入れ歯のように取り外ししなくて良い。これも大きなメリットですね。
デメリット
①手術が必要である。基本的な方法で二回手術を行います。(二回目は結構すぐに終わる簡単な手術が多いです)。この手術がどうしても怖いという方も多くおられて、そういう方はブリッジや義歯を選択します。
② 費用が高い。当院で一本税込385000円です。症例によっては、その患者さん専用の道具(サージカルガイド)を特注で作ったりしますので、その場合は別途その費用を頂戴致します。
その他、特別な材料(人工骨など)が必要だったり、上の冠をものすごく凝ったりすると,その分高くなります
③ 問題が起こった場合、対応が難しい。上の冠が外れたとか壊れた場合は再度付け直しり、作り直したりできます。しかし、インプラント本体にトラブルがあった場合は大変で、再手術などが必要になります。
以上が大まかなメリットとデメリットでしょうか。
インプラントは特に、メンテナンスが重要になります。天然歯が歯周病菌に感染するように、インプラントにも同じことが起こりえます(インプラント周囲炎と言います)。その場合、天然歯よりもさらに対応が困難です。そのため定期的なクリーニングは必須となりますね。
ネガティブなことを書きましたが、上手くいけばしっかりと噛む事ができるので、良い治療法とは思います。