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大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。
「冷たいものはそれほどしみないのに、噛むと歯が痛い」
「ズキズキ痛むけど、虫歯はそれほど大きくないと言われた」
このような経験はありませんか?
歯が噛んだときに痛む場合、もちろん虫歯が原因のこともありますが、歯に過度な力がかかっていることが原因になっている場合もあります。
今回は、日常生活で無意識に行っている「歯の接触」や「歯ぎしり・食いしばり」についてご紹介します。
歯は本来、ほとんどの時間接触していません。食事や会話など一時的に接触がある程度で一日では20分程度だそうです。
意外に思われるかもしれませんが、リラックスしているとき、上下の歯は基本的に少し離れているのが正常です。
ところが、
といったときに、無意識に上下の歯を接触させていることがあります。
これをTCH(Tooth Contacting Habit:上下歯列接触癖)と呼びます。
強く噛みしめていなくても、長時間歯を接触させているだけで、歯や歯周組織、顎の筋肉などに負担がかかることがあります。軽くコツコツ当たるだけでも、負荷は蓄積します。
TCHと歯ぎしり・食いしばりは違います
「歯を接触させる」という点では似ていますが、TCHとブラキシズム(歯ぎしり・食いしばり)
は少し違います。
TCH
→ 日中などに無意識に上下の歯を接触させ続ける習慣
ブラキシズム
→ 歯ぎしりや食いしばりなど、歯に強い力をかける習慣
ブラキシズムは睡眠中に起こることも多く、自分では気づいていない方も少なくありません。
歯に力がかかり続けると、どんなことが起こる?
歯に過度な力が繰り返しかかると、
など、さまざまな症状につながることがあります。
特に「噛むと痛い」という症状では、虫歯だけでなく、歯にかかっている力の問題が隠れていないかを確認することも大切です。
こんな方はTCHがあるかもしれません
普段の生活で、
「気がつくと歯を噛みしめている」
「パソコンやスマートフォンを使っているとき、上下の歯が当たっている」
「頬やこめかみの筋肉が疲れる」
「朝起きたときに顎が疲れている」
「歯がすり減っていると言われた」
という方は、一度ご自身の歯の接触を意識してみてください。
まずは「歯を離す」ことを意識する(この時唇は閉じています)
TCHへの対策として大切なのは、まず「歯を接触させないことに気づく」ことです。
「噛まないように力を入れる」のではなく、
唇は軽く閉じる→上下の歯は離す→舌は自然な位置に
という状態を意識してみましょう。
パソコンやテレビ、スマートフォンなど、歯が接触しやすい場面に「歯を離す」などのメモを貼っておくのも一つの方法です。
「噛んだら痛い=虫歯」とは限りません
歯の痛みにはさまざまな原因があります。
虫歯だけでなく、歯周病、歯の亀裂・破折、噛み合わせ、TCHやブラキシズムなど、複数の原因が関係していることもあります。
そのため、「噛むと痛い」という症状がある場合は、痛みの場所だけで判断せず、歯そのものの状態と、普段どのように歯を使っているのかを合わせて確認することが大切です。
気になる症状がある場合は、早めに歯科医院でご相談ください。