おおはら歯科クリニック

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小児治療について

大阪狭山市 金剛駅 310号線沿い 東茱萸木のおおはら歯科クリニックの大原です。

さて、以前にも書いておりますが当院の子供さんの治療について説明します。詳しくは過去のブログを見てください。(こちら)

まず私の治療の進め方として、できない子を無理矢理することはしません。 危ないですし、トラウマを植え付けるだけではっきり言ってやる意味がありません。そういう状況で行った治療はすぐ詰め物がとれたり、失敗する事がほとんどです。

これは経験的にもそうですし、以前受けた専門医の先生のセミナーでも聞きましたが基本的に3~5歳の子は治療ができる子の方が少ないです。 

なので、この年代のお子さんに対してはお薬(サホライド)を塗ったり、セメントで埋めたりなどできるだけ恐怖感を与えずに、可能な範囲での治療を行います。 

大きくなって、6歳以降になると少しずつできる事が増えてくるので、そのタイミングで本格的な治療をすれば良いのです。それも必要があればです。セメントでも何の症状もなく、日常生活できていればそのまま生え変わりまで見ていく時もあります。

私は子供さんの治療は、できるだけ痛み無く永久歯への生え変わりにまで繋げるのが大事だと思っていてます。

たまに保護者の方で何が何でも治療をしないといけないと思っている人もいますが、そんな事はないです。

もちろん早期に治療した方が良い場合もありますが、ケースバイケースです。 個人的にはトラウマを与えるが1番ダメだと思っています。 

どうしても治療を希望されて、当院では無理な場合は大学病院などをご紹介する事もできます。

虫歯治療について書いてきましたが、まずは虫歯を作らない、できとしても増やさないというのが大事かと思いますのでまずは予防をがんばりましょう(おすすめはフッ素洗口です)!

フッ素キシリトールの事も過去のブログに書いてます)